受講者の皆さんへ 担当者 河野愛一朗

政治経済・現代社会(基礎)について

まず、この授業は名前の通り「基礎」内容を扱います。中学課程の公民と重複することところが多いと思います。レベルはセンター試験75%と想定しておいて下さい。この授業のあとスタンダードレベルの内容を学習されることをお勧めします。

☆講義について

@主に宿題をやるためのノートを用意すること。授業中配布したプリントはノートに貼り付けることをお勧めする。ファイルに閉じても構わない。但し、どこにあるのか分らないということは絶対に避けること。

A授業中に確認問題を一定時間で行い、回収する。Atypeがそれまでの範囲からの抜き打ち問題(基本)で、Btypeは前回の授業内容を中心として出題される。両タイプとも授業中に行うとは限らない。一定の点に足りない者には特別課題(Penalty)が課さられる。

B配布した問題の中で、授業中では、基本問題や補充問題(プリントにて配布する)を主に取り上げる。応用問題は主に宿題となる。

C各回の宿題は、一週間の中でうまく調節してやること。宿題忘れは論外。また宿題は、指定された解答用紙及び、ノートにおいて行い、指示がない限り、決してこのテキストに書き込んで提出することのないように。課題を忘れた者は、居残りをして必ず終わらして帰ること。

D解説・解答を参照すれば済む話については、授業中必ずしも説明したりはしない。授業中・授業外に解かせる全ての問題に対して解答を配布する。自宅などで自己採点し復習すること。

Eただ、以上はあくまでも予定であるので、その都度講師の指示に従うこと。

☆略語について(授業で使用する記号は以下の通りである。)

eg. …例 <英語のexampleの発音から>

cf. …参考・参照 <ラテン語のconfer

. …例題 <ローマ字読みのreidaiの“r”を“ℓ”にしただけ

k. …基本例題 <例題“”にローマ字読みkihonの“k”をつけただけ>

Ex. …練習問題 <英語のexercise

X. …演習問題 <英語のexerciseの“x”>

☆復習ノートについて

授業or宿題でやった問題のうち、間違えた問題をノート一冊決めて丁寧に解き直す。間違えた問題を復習もせず放置するのは愚かしいことの極みである。また、一度答え合わせしてちょっと復習したぐらいで抑えられることなどほとんどないのだから、このノートを作成することで、復習が確固たるものとして自分自身に定着されることを願う。また、他の必須とさていない授業でも、向上心が少しでもあるならば、自主的に作成すべきであろう。

 

 

 

 

「政治経済・現代社会(基礎)」の授業方針について

 

担当 河野愛一朗

 

1 地歴・公民の入試実態

 

a)国公立入試

 

<センター試験>

・・・科目数;5教科7科目など

【特徴】

@基本知識を問う問題/但し、“ヨコ”の見方ができるかどうかが重要(本年度)

A全てマーク

B歴史や政治経済に関していえば、時間余裕

 

<二次試験>

・・・英数国地歴による2教科から4教科5科目まで。

【特徴】

@知識自体は基本的

A記述式(難関大では論述)

→つまり、答え方が難しい。

 

【対策】

・・・科目数が多いので、意外と正答率は高くない。論述はそれなりの対策をすれば、それほど難しくない。

 

 

b)私立入試

・・・基本的に英・国・社(・数・小論文)などによる3科目。英語の配点が高く、それに比して地歴・公民の社会は配点が低い。

 

【特徴】

@マニアック

A単一式

→覚えているか覚えていないかに依存するところ大

 

【対策】

・・・難問(悪問)は、合格者でもあまり出来ていない。但し、社会という科目の性質上、それなりに準備してくる受験生たちは、皆、ある程度は出来る。すなわち、差がつかない=世界史で合格が決まることはあまりない。よって、英数国(差がつきやすい科目)には存分に時間を投資して実力を伸ばすべきだが、地歴・公民に関しては効率的な勉強法(時間をかけすぎず、合格する水準を着実に押える。

 

 

2 授業方針

 

 1を踏まえたうえで私の授業では、マニアック極まりないものを網羅するようなことはしない。

 

【理由】

@   きりがない

A   覚えられない

B   そうでなくても十分受かる

C   忘れてしまう可能性が大。基礎的な部分が抜けていく恐れがある。

 

 効率的な勉強法ができるよう入試における頻出事項を授業で取り上げる。すなわち、現実の入試を最大の着眼点とした授業を行う。その内容をまとめたものが、私のテキストであり、それを毎週、復習することによって、確実に習得していってほしい。また、忘れそうな内容は、模試の勉強の一環で再度、復習することを強く薦める。

 

 

3 その他

 

【強く薦めるもの】

   山川出版社の用語集

   浜島書店の参考書

   山川出版のセンター対策問題集(センター対策)

 

 

 

 

 

☆入試問題研究(政治経済)

 

@国公立入試問題より

 

)センター試験

b)国公立大学2次試験(一橋大学)

A私立入試問題より(早稲田大学政治経済学部)

 

 

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