2004 年 度

第2回 中1実力試験

数  学

(配点100点)

2004年6月22

19202000 (40分間)

 

注 意 事 項

1 試験開始の合図があるまで,この問題冊子を絶対に開いたり裏返したりしてはいけません。

2 この問題冊子は全部で4ページあります。落丁,乱丁または印刷不鮮明の箇所があったら,手を上げて監督者に知らせなさい。

3 解答には,必ず黒色鉛筆(または黒色シャープペンシル)を使用しなさい。

4 各設問の解答は2〜4ページの設問文の下にて行いなさい。記入箇所を誤った解答は,その解答に限り無効とします。また,解答箇所に問題に関係のない文字,記号,符号などは記入してはいけません。

5 2〜4ページの指定欄に氏名を記入しなさい。

6 どのページも切り離してはいけません。

7 この問題冊子は監督者の指示に従って提出しなさい。持って帰ってはいけません。

8 途中計算式及び解法の説明も解答に含めるものとする

 

 

設問1 次の式の値を求めよ。

(1)

(2)

(3)

(4)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

設問2 次の計算をせよ。

(1)                    (2)

 

 

(3)                    (4)

 

 

 

 

(5)

 

 

 

-2-

 

設問3 次の値を求めよ。

(1)

@  の値

 

 

A  の値

 

 

 

(2)                    

 

 

 

設問4 以下の式を移項・変形してを使って表せ。

 

 

 

設問5 以下の設問に答えなさい。

@次の数列について問に答えなさい。

1 , 3 , 5 , 7 , 9 , 11 , 13 , 15 , ・・・・・・・・

問 この数列のn番目 及び 20番目 の数を求めなさい。

 

 

 

 

 

 

A 下図のように,一辺1cmの正三角形を並べて,1番目,2番目,…と図形を作っていった。n番目の図形において,周の長さは何cmか。nで表しなさい。

 

 

 

-3-

 

設問6 以下の設問に答えなさい。

(1) 男子17人,女子23人,合計40人の学級がある。この学級の男子の身長の平均をxp,女子の身長の平均をyp,学級全体の身長の平均をzpとするとき,xをy,zを使って表せ。

 

 

 

 

(2) 右図の図形は半円に内接するように二つの半円(この二つは

外接している)を描いて作ったものである。半円の半径を大き

い方から3,2,1としたときの右図の図形の周りの長さを

求めなさい。  ※円周率はπとし,解答は答えのみでよい。

 

 

(3) 右下の行列は,自然数を横に7つ並べたものである。

  この行列の中から左下の表のように,5つの数を囲

むと,その囲まれた数の和は5の倍数となることを

  証明しなさい。

 

3

 

9

10

11

 

17

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

氏名_______________________  得点_______/100

 

-4-

 

 

<解答と配点>

設問1 【一問5点】(1)  (2) -9 (3)  (4) -8

 

設問2 【一問4点】(1)  (2)  (3)  (4)  (5)

 

設問3 【一問5点】(1) @ A -35 (2)

 

設問4 【4点】 

 

設問5

@ 第n項をan , 公差をdとおくと, 初項:a1 = 1 , 公差:d = 2

よって  より a1 = 1 , d = 2をこれに代入すると,

an = 1 + 2 (n-1) = 1 + 2n -2 = 2n -1           第n項:an = 2n -1

また, an = 2n -1 に n = 20 を代入すると, a20 = 220 -1 = 39 

∴第20項:a20 = 39

10点】

 

A 一番目のとき 9p  番目が増えるごとに 2pずつ増える。

  n番目の正三角形の周囲をA,公差をdとおくと

  A1=9 ,d=2

  ∴ A=A+d(n−1)=9+2(n−1)=2n+7  答:2n+7(p)

10点】

 

設問6

(1)  なので合計に着目し等式を作る。

  (男子の総計)(女子の総計)(学級全員の総計)

  よって 40z = 17x + 23y    17x = 40z - 23y

                        ∴ 

【5点】

 

(2) 6π

【4点】

 

(3) 5つの数字のうち,一番上を自然数nでおくと,

  中央は一番上よりも7大きく,n+7  

左は中央よりも1小さく,n+6  右は中央よりも1大きく,n+8

一番下は中央よりも7大きく,n+14   と表すことができる。

よって5つの数の和は,

n+(n+6)(n+7)(n+8)(n+14)=5n+35 

5n+35=5(n+7) n+7は自然数なので

∴ 5つの数の和は5の倍数といえる。

12点】

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