2005.10.11.(TUE)
Aiichiro Kohno
今日の要点 No.18 『近代ヨーロッパA』
1 絶対主義国家
・・・中世封建国家から近代市民国家への過渡期に現れた、中央集権国家における王権が絶対化した段階の政治形態。16C〜18Cのヨーロッパ諸国に現れた。この王権を絶対化するのに役立った思想を_________説という。
a)基本構造
b)経済 〜資本主義生産の開始〜
・・・________主義政策の推進
←官僚制、常備軍を維持するのに巨額の費用
@
_____主義→海外植民地の鉱山開発など。16Cのスペインなどで。
A
貿易差額主義・・・貿易黒字により国家財政は豊かになるとの主張。
→原料の供給地であり商品の販売先である________の拡大。
B
産業保護主義・・・上が移行した形態。大商人に対し特権を与える。
●
工業の変化
1. _________工業
・・・資本を蓄えた商人が手工業者・農民に道具原料を貸し付けて生産させ、買い占めて、販売する。
2. _________工業(マニュファクチュア)
・・・資本家が労働者を雇い、工場に集めて生産を行う。
2 スペイン絶対主義 〜__________朝〜
a)父;_________
@神聖ローマ皇帝に選出され、兼任し、_______と名乗る。
1. _______が勃発
2. 第1次ウィーン包囲(1529)・_________(1538)の海戦で__________の脅威を受ける。
3. ________戦争でフランス(フランソワ1世)と対立
A統治領土
・・・スペイン、________、__________王国、_________、新大陸など
<大航海時代の活動>
1. インカ帝国征服
2. アステカ王国征服
3. _________による世界周航
B退位後、ハプスブルグ家は__________系と__________系に分かれる。
b)子;_________
@
1571年、__________の海戦で__________を破り、地中海の制海権を握る。
A
アジア進出
・・・__________を領有。_______を建設。
B
_________を併合
・・・王統断絶のため。「_____________帝国」と呼ばれる。
C
新大陸からの___によって富む
D
宗教政策
・・・_________を保護し、反宗教改革を推進し、_____を弾圧。
→__________の反乱を招く
E
__________でイギリスに敗北。
<スペインの衰退>
【原因】
1.
商工業者の国外亡命→毛織物工業の衰退
2.
________の独立
3.
________との対立
4.
宮廷の浪費→財政難→銀の流出
5.
その銀に依存して生産活動に力を入れなかったこと
6.
また、その銀の価格が_________によって大暴落したこと
3 オランダの独立と繁栄
a)オランダの独立
@
早くから商工業が発達し、自治が認められていた。
☆ハプスブルグ領ネーデルランド
1.北部 現在の__________
【民族】_________系
【産業】_________
【宗教】_________(_______)
2.南部 現在の__________
【民族】_________系
【産業】_________
【宗教】_________
A
オランダ独立戦争(1568〜1609)
・・・独立戦争であるとともに宗教戦争であり、一種の市民革命
1. スペイン王_________がネーデルランドの自治権を奪い、重税を課し、________派を弾圧する
2. ネーデルランドは____________を首領に独立戦争を開始
3. 南部が脱落するが、北部は________同盟を結成し戦争を継続
4. 北部が____________として独立を宣言
5. エリザベス1世のイギリスの支援を受け、休戦条約を結び、事実上の独立
b)オランダの繁栄(17C前半)
1. 戦争中、南部の毛織物業者が移住し、毛織物工業が発達
2. これを背景に、世界初の株式会社であるオランダ________会社を設立し、インドネシア、ジャワ島の________を拠点にしてポルトガルに変わりアジア貿易を独占、ついで北米にも進出し____________を建設
3. 南部の__________に代わり、北部の___________が世界貿易の中心に。
cf;Let‘s go Dutch
c)オランダの衰退
【原因】
1. _______制のため、中央集権化ができなかった
2. _______工業においてイギリスの方が優れていた
3. 中継貿易にあまりにも依存しすぎた
4. _______戦争でイギリスに敗れる。
4 イギリス絶対主義 〜_________朝〜
a)_________(1485〜1509)
・・・ランカスター家がばら戦争に勝利し、_________朝を創設
1. _______庁を設置
・・・宮廷内の特別裁判所。政敵の弾圧に利用する。
2. 第一次__________がさかんとなる
・・・市場の拡大から羊毛需要が高まり、ジェントリーが非合法に農民保有地を収奪し、羊の牧草地に転換していった。
3. カボットが北米沿岸を探検
b)_________
◎王妃離婚問題でバチカンと対立→______法を制定し__________を設立。
cf;離婚に反対したトマス=モアは処刑される。
・・・教皇の干渉を排除し、王権の強化を行った。
c)_________
1.フェリペ2世と結婚
2.カトリックを復活
d)エリザベス1世(エリザベス女王)
・・・テューダ朝最後の王
@スペインとの戦争に勝利
【原因】
1. エリザベスが_________を制定し、イギリス国教会を確立する。
←姉のときにカトリックが復活していた。
2. __________の反乱を支援
3. 国家公認の______(ドレイク、ホーキンズ)がスペインの貿易船を襲撃し、銀などを奪う。
【結果】 フェリペ2世はイギリス上陸作戦を決意し、オスマン=トルコを破った無敵艦隊(______)を派遣する。しかし、ドレイク率いるイギリス海軍が_________海戦(1588)で勝利する。
Aイギリス_________を設立(1600)
・・・大商人にアジアの貿易独占権を与える ← 重商主義政策
B中産階級の成長
・・・地主(ジェントリー)、富農、商工業
1. マニュファクチュアによる毛織物工業の発達
←資本家、労働者、原料がそろうことによる
cf;「羊が人間を食う」(トマス=モア)
2. ピューリタン(清教徒、カルバン派)が増加
Cエリザベス救貧法の制定
・・・世界初の社会保養制度。
5 フランス絶対主義 〜ブルボン朝〜
a)________戦争(1562〜98) 〜________朝末期〜
・・・カトリックとカルヴァン派(________)との間の宗教戦争
1. 両派の貴族間の権力争い
2. 内乱に発展→_______________で激化
←国王;___________ 摂政;__________
3. 国際戦争に発展
@
_________側←スペイン(フェリペ2世)
A
_________側←イギリス(エリザベス1世)
4. アンリ3世が暗殺され_________朝断絶
→王女婿_______________が_________として即位し、________朝を創設。
b)初代;_________
1. ユグノーからカトリックに改宗
cf;「私はひとつトンボ返りを打つことにしよう」
2. __________で個人の信教の自由を認める
→内乱は終結し、王権の安定と強化
3. 狂信的なカトリック信者によって暗殺される
c)二代;__________(1610〜43)
宰相;__________
1. _________勢力を抑圧
2. 貴族勢力を抑圧→_______停止→王権の強化
→絶対王政の確立
3. _________家の勢力を抑圧
→__________戦争に______側として参戦
d)三代;__________(1643〜1715)
@幼年期
宰相;__________
・・・________の乱の発生→_________戦争を直ちに終結させる(1648年、___________条約)→貴族勢力を封じる
A親政
・・・宰相の死去により、自ら執政する。
<典型的な絶対王政>
1. ________説を信奉する。
cf;「朕は国家なり」 「太陽王」
2. 官僚制と常備軍
3. 財務長官__________による重商主義政策
イ) 王立マニュファクチュアの設立
ロ)
フランス_________の再建
4. ________説を唱え、対外侵略を繰り返す
・・・ハプスブルグ家との対抗。効果なし。南ネーデルランド継承戦争、オランダ侵略戦争、ファルツ継承戦争、スペイン継承戦争など
・・・イギリスとは常に敵対
5. 宮廷文化の繁栄
eg;________宮殿の建設
B晩年
1. 産業衰退
←_________を廃止し、商工業者を中心とするユグノーの大量亡命。
2. _________戦争
・・・スペイン________朝が断絶。これに対しルイ14世の孫が________となってスペイン________朝を開始すると、両国の合併を恐れたオーストリア、オランダ、イギリスが反対し、戦争に発展。
【結果】
◎
_________条約
1)
スペイン________朝を承認(仏西の合併は禁止)
2)
________はフランス・スペインの海外植民地の一部を獲得
仏→英;ハドソン湾・ニューファンランド
西→英;ジブラルタル・ミノルカ島
3. ______難
←戦費と宮廷費による