2005.04.19.(TUE)
Aiichiro Kohno
今日の要点 No.2 『ギリシア・ヘレニズム』
1 古代ギリシア
a) エーゲ文明
利器;青銅器
@
______文明(BC2000〜BC1400)
民族;アジア系
中心地;________(____島)
文字;線文字A
発掘者;________(英)
(特徴)
・写実的な美術。平和。専制政治。
・________人の南下により滅亡。
A ______文明(BC1400〜BC1200)
民族;________人
中心地;_________・_________
文字;_______(←________が解読)
発掘者;________(独)
(特徴)
・戦闘的 ・________人の南下により滅亡。
B ______文明(BC2600〜BC1200)
中心地;トロヤ
発掘者;________(独)
(特徴)トロヤの木馬
C暗黒時代→ポリスの形成
b) ポリス(=都市国家)
◎ポリスの成立
・・・城山(________)に集住(________)して形成。
中心に広場(_______)がある。対外への侵略で奴隷を獲得。民主政を行うところも現れた。また、交易も盛んに行い、各地にその拠点の植民市を建設。
eg;よく出る植民市
・マッシリア(現マルセイユ) ・ビザンチオン(後のコンスタンティノープル、現イスタンブール)
・他に、ネアポリス(現ナポリ)・黒海北部・キプロス・シチリア(シラクサ)など
@ アテネとスパルタ
アテネ |
|
スパルタ |
________人 |
民族 |
________人 |
市民12万 奴隷8万 |
構成 |
市民5千 ____(劣格市民)2万 ______(隷農)5万 |
貴族政→民主政 |
政治 |
______による政治 |
海軍主体 |
軍事 |
陸軍主体 |
商業発展 |
経済 |
農業主体 |
発展(文化人輩出) |
文化 |
|
cf;ポリスの同朋意識
1.自民族;_______・異民族;_______
2.ギリシア神話の神々・・・________12神
3.______で古代オリンピック
Aアテネの興亡
[貴族政治] _______の立法制定
・・・法の成文化。貴族に有利な法解釈を防ぐ。
↓
[___政治] ______の改革(前6C初)
1. 債務帳消し(_______の防止)
2. 財産によって市民を4等級に分ける。それに応じ、参政権と徴兵義務。
↓
[___政治] __________の独裁
・・・貴族政治を打倒。無産市民に土地分配。
cf;僭主・・・民衆の不満を利用し、その支持を得て、非合法に政権を握った独裁者。
↓
[___政治]
◎___________の改革(前6C末)
・・・___追放制度(オラトラシズム)→僭主出現を防止
◎_______戦争(前5C)
1.________植民市の反乱
2.________の戦い
3.________の海戦・・・__________の活躍。
4.________の戦い → ギリシア勝利
☆商工業の発達 → 武器安価
→三段櫂船の利用・重装歩兵の活躍 → 平民の政治的地位の上昇
◎______同盟(_____盟主・隆盛)
→やがて腐敗し、資金がアテネによって不正に使われる。→________の建設。
◎__________時代
・_______・・・最高決議機関
・官職は抽選。(任期1年・再任禁止)
・参政権は成年男子市民に限定。(←現代の民主主義政治とは違う)
↓
[___政治]
◎___________戦争の発生
◎アテネ;________により衆愚政治。(民衆を扇動)
◎_______(指導者;_________)の最終勝利(前4C)
↓
___________の戦いでマケドニアに占領。
c) ギリシア文化
特色 |
◎人間中心の合理的な文化 |
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文学 |
叙事詩 |
ホメロス |
『イリアス』『オデュッセイア』 |
ヘシオドス |
『労働と日々』 |
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叙情詩 |
サッフォー |
女性詩人 |
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悲劇 |
アイスキュロス |
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ソフォクレス |
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エウリピデス |
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喜劇 |
アリストファネス |
『女の平和』『女の議会』 |
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哲学 |
自然哲学 |
ターレス |
万物の根源を水とする |
ピタゴラス |
万物の根源を数とする |
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ヘラクレイトス |
万物の根源を火とする 「万物は流転する」 |
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デモクリトス |
万物の根源を原子とする |
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ヒッポクラテス |
医学 |
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ソフィスト |
プロタゴラス |
真理の主観性を説く 「人間は万物の尺度」 |
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アテネ哲学 |
ソクラテス |
客観的真理を追究 「無知の知」を説く |
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プラトン |
イデア論 『国家論』 |
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アリストテレス |
アレクサンドロス大王の家庭教師 |
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歴史 |
歴史学 |
ヘロドトス |
ペルシア戦争について |
トゥキディデス |
ペロポネソス戦争について |
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美術 |
彫刻 |
フェイディアス |
パルテノン神殿 |
建築様式 |
ドーリア式 |
(初期)太く短く質素な柱 パルテノン神殿 |
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イオニア式 |
(中期)上品で優雅 |
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コリント式 |
(後期)複雑で細長く繊細 |
2 ヘレニズム
・・・地中海東岸の港町を中心に、西アジア一帯にギリシア文化が流入し、オリエント文化と融合した東西融合文化が形成。
cf;世界市民主義(cosmopolitanism)
・・・人類は普遍的な理性によって結びつけられていて、みな平等で同胞。
a) 北部ギリシア系;_______王国の興亡
(___________の時代)
◎BC338_________の戦い・・・ギリシアを制圧
→___________同盟を結成。
・・・その後、暗殺。
(___________の時代)
・・・______を実施。
@アケメネス朝ペルシアを滅ぼす
←_____の戦い・______の戦いで勝利。
・・・アケメネス朝最後の皇帝__________は暗殺される。
Aエジプトや西インドまで遠征。
B各地に__________市を建設
・・・ギリシア風の文化様式
(分裂時代←ディアドコイ戦争)
@ _________朝エジプト
都;_________
・・・文化・学術が発展。________(大研究所)が設置。
A _________朝シリア
都;_________
・・・_________・__________が分離
B _________朝マケドニア
b) ヘレニズム文化
特色 |
◎ギリシア・オリエント文化の融合 |
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◎ポリス崩壊による世界市民主義(コスモポリタニズム) |
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◎個人の幸福を目指す個人主義 |
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◎自然科学の発達 |
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◎アレクサンドリアなどが文化の中心地 |
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◎インドのガンダーラ美術、中国の石窟、日本の正倉院、法隆寺に影響 |
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自然科学 |
エウクレイデス |
(ユークリッド)幾何学の研究 |
アルキメデス |
浮力、てこの原理 |
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アリスタルコス |
地球の自転と公転説 |
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エラトステネス |
地球球体説、地球の自転 |
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ムセイオン |
アレクサンドリアの王立研究所のこと |
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哲学 |
ゼノン |
ストア派の代表 禁欲主義 セネカ、マルクス=アウレリウス=アントニヌス帝に影響 |
エピクロス |
エピクロス派の代表 快楽主義 |
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美術 |
ミロのビーナス、ラオコーンの群像 |