2005.10.18.(TUE)

Aiichiro Kohno

今日の要点 No.20 『近代ヨーロッパC』

 

 

1 イギリス諸革命

 

a)ステュアート朝成立まで

 

<プランタジネット朝>

1215 ジョン王、__________(大憲章)を認可

1265 ヘンリー3世、_____________の議会を創設

1295 エドワード1世、_____議会を召集

 

<テューダー朝>

○_________の宗教改革を支持

○エリザベス1世の晩年以降、独占特許状の乱発などにより、次第に反抗的になる。

 

b)革命の勃発

 

【背景】

 14Cから地代の金納(_____経済)の普及により独立自営農民(_________)の伸長が見られ、15Cには単なる羊毛の輸出国から一変して_______の輸出国となり、地主・大商人(_________)らの_________(新興市民階級)的生活様式も発展する。

 そんな中、これらの現象を支えた新興地主や商人たちは、土地所有者が絶対王政の下で国王に負ってきた封建的義務の撤廃や独占的特権の廃止を求め、革命の主体を成していくのである。

 

<ステュアート朝>

 

@ ___________

1. __________のジェームズ6世が、エリザベスの死で断絶したテューダー朝を引き継ぎ、ステュアート朝を開始。

2. ________説を信奉し、母国風の絶対王政を行う。

← 議会の抗議

3. イギリス国教会を推進し、__________を弾圧する。

 

A ___________

1. 彼も父と同様、絶対王政を敷き、イギリス国教会を推進して、__________を弾圧する。

2. ____________革命によって、処刑される。

<革命の展開>

1628 __________

・・・議会の同意のない課税や不法逮捕などを議会が国王に要求したが、翌年、国王が議会を解散してしまう。

1640 国王、議会を招集(短期議会・長期議会)

・・・国王が___________に国教会を強制しようとすると、反乱がおき、国王が鎮圧に失敗し、財政難に陥る。議会は増税に反対する。

→______派と______派の対立

1642 ____________革命勃発

    ______派・・・イングランド西北部が拠点。僧侶・貴族の他、保守的ジェントリーや特権商人らが支持する。

    ______派・・・イングランド東南部が拠点。_______________が_____隊を結成して活躍する。

1645 __________の戦いで___________が捕らわれる。→議会派内部の対立

    ______派・・・ジェントリーや富裕商人が支持。立憲王政を主張。

    ______派・・・ヨーマンや商工業者が支持。制限選挙による共和政を主張。クロムウェルが指導する。

    ______派・・・貧農や職人などが支持。普通選挙による共和政を主張。

 

B 共和政(1649〜1660)

1649 チャールズ1世が処刑され、共和政が成立する。

1. _________・スコットランドを征服

2. ________法を制定し、イギリスによる植民地貿易を独占した。結果、中継貿易主体の__________との______戦争が勃発する。

1653 クロムウェルが________に就任し、長期議会を解散。軍事独裁を行う。死後、子のリチャード=クロムウェルが継ぐが、解任させられる。

 

C ___________

1. フランスに亡命していたチャールズ1世の子が王政復古によりステュアート朝を再建

2. しかし、絶対王政への逆行を企て議会と対立

3. さらに、__________を容認する。

1673 議会、________法を可決・成立

・・・公職就任者は国教徒に限る。

1679 議会、___________法を可決・成立

・・・法によらぬ逮捕・裁判を禁止。

cf;議会党派の成立

    ______党・・・後の保守党。

    ________党・・・後の自由党。

 

D    ___________

・・・兄と同様、絶対王政とカトリックの復活を試みる。

1688 名誉革命

・・・議会が国王の娘________とその夫のオランダ総督_________を国王として招き、国王はフランスに亡命。

・・・思想的には_________によって正当化される。

 

E    ___________、____________の共治

・・・王権に対する議会の優位が示された__________を承認し、それが成文化して、__________となる。

 

c)革命後の時代へ 〜ステュアート朝から__________朝へ〜

 

@ アン女王

1707 ___________王国が成立し、イングランドとスコットランドが正式に合併

 

A ジョージ1

・・・1714年、ステュアート朝断絶により、ジェームズ1世の曾孫であるドイツ貴族が__________朝を開き即位。しかし、英語が分からず、首相内閣制度が発達する。

cf;「王は君臨すれども統治せず」

1721年、首相__________は国王の信任があったのにもかかわらず、議会の不信任により辞任。________制確立が確立する。

 

 

 

2 アメリカ独立戦争

 

a)アメリカ地誌

b)植民の歴史

 

17C初〜18C前半 北アメリカ東岸に13植民地を建設される。

 

● 1608 __________植民地建設

・・・議会を設置して、自治を行う。

 

● 1620 __________植民地建設

・・・イギリス本土より信仰の自由を求める_________が、_________号に乗ってプリマスに上陸する。後にこの人々は____________と呼ばれる。

 

● 1664 英蘭戦争の結果、ニューアムステルダムが___________に改称

 

☆各植民地は、植民地議会を設置して自治を行い、また、____________によって地方型の直接民主制度を推進した。

 

c)本国の重商主義政策と対立

 

1763 イギリス、_____戦争(___________戦争)でフランスに勝利。

・・・_______条約でフランスから________やミシシッピ以東の________を奪う。

→しだいに植民地に重商主義政策を強制するようになる。

 

1765 ______法

・・・書類・刊行物全てに本国発行の______を貼ることを義務づける。

cf;「代表なくして課税なし」

 

1773 _____法

・・・アメリカでのイギリス東インド会社に茶の独占的輸送権・販売権が認められる。

→反対する市民らが___________事件を起こす。

→本国によるボストン湾閉鎖など高圧的態度

→翌年、植民地側は団結し、第1回________で通称断絶を宣言する。

 

d)独立革命

1775 ______________の戦いでアメリカ独立戦争勃発

・・・総司令官に_____________が任命される。

cf;パトリック=ヘンリ

 「我に自由を与えよ。しからずんば死を与えよ。」

cf;トマス=ペイン 「コモン=センス」

・・・共和国樹立を正当化。

cf;ロイヤリストとパトリオットの対立

 

1776 ____________宣言 

・・・_______________が起草。_________の自然法思想を基盤とする。

「我々は自明の真理として〜」

@近代自然法思想(基本的人権)

A社会契約論

B革命権(抵抗権)

 

1777 アメリカ連合規約が承認される。

1778 _________が大陸側に参戦する。

←駐仏大使___________の活躍。その後、スペイン・オランダも参戦。

1780 _________同盟の結成

←ロシアの______________が提唱。他にプロイセン、スウェーデンなどが参加した。

cf;著名な義勇兵

・・・ラ=ファイエット、コシューシコ、サン=シモン

 

1781 __________の戦いで大陸側が最終的勝利

1783 ______条約

・・・13植民地の独立が承認され、ミシシッピ川以東の_________も割譲される。

1787 アメリカ合衆国憲法制定

@連邦制 A人民主権 B三権分立制(←__________の影響)

・・・史上初の民主主義国家建設。

 

1789 ワシントン、合衆国大統領に就任

→ 連邦派(___________、ハミルトン派)と反連邦派(ジェファソン派)の対立

 

 

3 フランス革命

a)概略

 

 革命以前のフランスでは特権階層の第一身分(_______)と第二身分(_____)は合わせて人口の2%に過ぎず、40%の土地を保有し、絶対王政と結びついて数々の________権を有していた。対して、第三身分(______)は人口の90%以上を占め、銀行家・大地主・大商人などの上層________(有産市民)、新興商工業者の中層_________、その他、商工業者・労働者・農民から成る下層市民(__________)に分けられ、課税対象は主に下層市民が担い、有産市民も含めて政治的には無権利状態に置かれていた。

イギリス革命・アメリカ独立革命や_____主義の影響を受けた有産市民らは制限選挙に基づく議会政治と経済活動の自由を求めて、革命を推進した。やがて、生活の安定を求める下層市民が革命の主導権を握ると、革命は激化するようになる。

 

b)直接的原因

 

☆ 財政危機

ルイ14世・ルイ15世の時代> 英仏植民地戦争の敗北と宮廷生活での浪費

ルイ16世の時代> アメリカ独立革命への支援

→経済の混乱と危機の到来

cf;財務長官;_________→__________→_________

・・・特権階級への課税を試みるが反対され、______会の開催を要求される。

 

★「球戯場の誓い」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:TennisCourtOath.jpg

(ダヴィド画)

 

c)革命の過程

 

三部会

1789年

5.

 

 

ルイ16世、_______会を招集

貴族と第三身分との衝突

cf;シエイエス 『第三身分とは何か』

国民議会

6.

 

 

7.

8.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10.

第三身分主導で________を結成

・・・指導者;________、__________
→___________の誓い

←国王による弾圧の動き

_______________襲撃

・・・フランス革命の勃発

_________特権の廃止(一部有償)

←自由主義的貴族とブルジョワ

_________宣言

・・・__________の影響を受ける

<性格>_________的

<内容> 

1.人間の自由平等        

2.私有財産の不可侵

3.立憲君主制

4.地方自治

5.主権在民

6.言論の自由

_______________

・・・生活に困るパリの女性がヴェルサイユ宮殿に乱入し、国王一家をパリに連行した。

1791年

6.

 

 

 

 

9.

 

_____________事件

・・・国王一家が____________への逃亡を企てるも、失敗しパリのテュイルリー宮殿に連れ戻され、以後、軟禁される。

→国王の信頼は薄れ、共和主義者が台頭する。

_________憲法

・・・立憲君主制、財産資格(制限)選挙、一院制

立法議会

10.

 

 

 

 

 

_______議会成立

    ________派

・・・立憲王政派。ラ=ファイエットなど富裕市民と自由主義貴族らが支持した。

    ________派

・・・穏健共和派。商工業ブルジョワらが支持した。

1792年

4.

 

 

 

 

 

8.

 

 

9.

ジロンド派内閣が__________に宣戦布告し、革命戦争を開始。__________も敵となる。

→敗戦・後退の連続により内閣総辞職

→_________派______派の呼びかけによって、義勇軍が結成される。戦意にあふれる。

 

__________事件

・・・______派の呼びかけでサンキュロットと義勇軍が国王襲撃。国王一家はタンプル塔へ幽閉される。

_________の戦いでフランス軍勝利

国民公会

9.

 

 

 

 

_________成立

・・・男子普通選挙によって選出された一院制議会。__________の成立を宣言する。

→__________派と__________派の対立

1793年

1.

2.

 

6.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

議会の表決により___________の処刑

イギリス首相_________の提唱により、__________が結成される。

_______派が議会からジロンド派を追放し、_________を開始

・・・マラー暗殺後、____________が主導する。左派のエーベル、右派のダントンを粛清。

●________

・・・政治犯を簡単な審理で処刑

●_____委員会

・・・政治・戦争の最高指導機関

<急進民主的改革>

@    封建的の無償廃止

A    革命暦の制定

B    最高価格令の発布

C    メートル法の制定

D    徴兵制

E    ________憲法の採択(実施せず)

・・・主権在民・生活権・労働権・男子普通選挙

1794年

7.

 

 

______________により、__________は逮捕・処刑。恐怖政治は終結。

→温和ブルジョワジーによる支配

1795年

8.

 

 

________憲法制定

・・・制限選挙、二院制、5人______による______政府へ移行し、権力を分散させる。



 

 

4 産業革命

・・・工場制機械工業の下で、生産の速度・量において画期的な飛躍が見られる、道具から機械への技術革命である。綿工業を中心とする技術革命、蒸気機関を中心とする動力革命、運輸・通信を中心とする交通革命へと進展する。

 

【イギリス産業革命の背景】

 

@      ________によって独占商人がいなくなりギルドの規制がゆるめられ、自由な商業生産が展開される。

A      マニュファクチュアによって分業が進行する。単純化のため機械の出現が可能となる。

B      __________の拡大や奴隷貿易を含む_________により大量の資本が発生する。

C      __________の進展により、大量の余剰労働力が発生する。

D      自国あるいは植民地からの_____が豊富で、また、________の進展も最先端で進行していた。

 

1709  ________によるコークス法による製鉄

1733  ________  飛び杼 (織布)

・・・木綿工業の技術革新の開始

1764  ________  ジェニー紡績機

1769  ________  水力紡績機

1769  ________  蒸気機関の実用化

cf;ニューコメンの排水技術から発展

1779  ________  ミュール紡績機

1785  ________  力織機 (織布)

1793  ________(米)  綿繰り機 

1807  ________(米)  蒸気船

1811  ________運動

・・・手工業者や労働者による機械打ちこわし運動。

1814  ________による蒸気機関車の実用化

cf;トレヴィシクのを改良

1825  ストックトン=ダーリントン間鉄道開通

→リヴァプール=マンチェスター間鉄道開通

 

【産業革命の結果】

 

1._______主義体制の成立 

← (産業)資本家(工場を所有) ⇔ 労働者

2._______問題の発生

← 低賃金・長時間労働・女性・子供

cf;工場法の制定

3.厚生問題 

← 住居(環境)・疾病

★都市の発展

   @__________・・・木綿工業

   A__________・・・製鉄・機械工業

   B__________・・・奴隷貿易で発展した港町

4._________

・・・農業が資本主義的経営の移行。担い手は農業資本家。

@   ___________

・・・穀物生産のため合法で行われた

→産業革命の担い手である労働者の発生

A   四輪作法

B   対フランス戦争と人口の増大により休耕地がなくなる

C  生産の増大

 

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