2005.10.21.(TUE)

Aiichiro Kohno

今日の要点 No.21 『近代ヨーロッパD』

 

 

1 ナポレオン時代

 

      ナポレオン=ボナパルト ― “革命の子”

・・・コルシカ島で生誕。パリ士官学校を卒業し、トゥーロン港攻囲戦に成功して名声を上げる。_________の反動で、ロベスピエール派として逮捕されるも、国民の支持によって2週間で釈放される。

 

    フランス革命の最後の段階でナポレオンの軍事独裁が出現したのはなぜか?

1.テルミドールの反動後に成立した総裁政府は、

2.国内においてはハブーフの陰謀や王党派の暴動などによる混乱を収めきれずに、

3.対外的には革命戦争を継続していった。

4.こうした中で、土地を得て保守化した農民や

5.支配の座に就いたブルジョワジーは、

6.革命の成果の維持と社会秩序の安定のために、

7.軍隊による強力な指導を期待した。

 

a)第一共和政

 

【______政府】

 

97 _________遠征を開始し、成功させる。

カンポ=フォルミオの和約で____________が解消

 

98 ナポレオンの__________遠征開始

   ・・・イギリス=インド間の連絡を絶つため。

cf;この時、『__________』が発見される

   →__________湾の戦い

   →翌年、____________が結成される。

 

【______政府】

 

99 _________と共闘し、_________________を敢行

   →_______政府を倒して、_______政府を樹立し、自ら_________に就任する。

 

<ナポレオンの政策>

00 ___________を設立

01 教皇との宗教協約(コンコルダート)を結ぶ

02 アミアンの和約によって_____________を解消させる

・・・ライン川西側を獲得

   国民投票により________となる

03 _________をアメリカ合衆国に売却

04 ___________を制定

・・・近代市民法の規範となる

1.民法の基礎

2.所有権(財産権)の絶対

3.契約の自由  など

 

※他の政策として、商工業の育成公教育の充実などがある。

 

cf;農民の保守性とナポレオン

・・・革命期に、封建的特権の無償廃止と亡命貴族の土地没収によって満足した農民たちは保守化して革命のそれ以上の進展を阻止したが、ナポレオンは、ナポレオン法典などにより財産権を保証して、農民の信頼を得た。

 

cf;ハイチの独立

【背景】 

ナポレオンが、イギリスに対抗するため、植民地経営を再建

・・・________のプランテーションを建設

→植民地奴隷制を復活

→________の黒人奴隷反乱

→_______________を指導者として独立戦争が進行し、ハイチ共和国として独立する。

 

 

b)第一帝政

 

04 国民投票により皇帝となる。

   →翌年、____________が結成される。

 

05 イギリスとの___________の戦い

   ・・・提督________の率いるイギリス海軍に敗北

   __________の三帝会戦で勝利

・・・ナポレオン軍が_________、___________両軍を撃破

   →___________は崩壊

 

06 _________同盟を結成させ、_________帝国を消滅させる。

   ________の戦いで勝利し、ベルリンを占領

   1.___________令(_______勅令)を発令する

   ・・・むしろ、大陸側の経済悪化で、イギリス経済はさほど影響を受けない。

   2.翌年、___________条約をプロイセン・ロシアと結ぶ。

   【内容】

    (1)プロイセンに賠償金と領土を要求

    (2)__________国の建国

   →プロイセンの改革開始

    指導者;__________→____________

<改革の内容 「上からの改革」>

1.農奴解放

2.軍制改革・・・_______軍の創設

3.都市の自治

4.営業の自由

5.教育改革

 

08 ________反乱

→武力で鎮圧する。________も占領

   【影響】

ラテンアメリカの植民地にとって事実上、本国支配が弱体化したような状態をもたらし、独立を目指す機運を著しく高めた。

 

12 ___________令に従わなかったロシアに対し、遠征を開始

   →モスクワまで占領するも、“冬将軍”により失敗

 

13 ロシア遠征に失敗したナポレオンのフランスに対し___________が結成

   →解放戦争が開始され、__________の戦い(_______戦争)で 、ナポレオンは敗北し、退位。________島に流される。

   →翌年、_________朝が復活し、_________が即位し、_________会議が始まる。

 

15 ナポレオンがエルバ島を脱出し、再び政権を獲得する(________)

   →__________の戦いでイギリスのウェリントン率いる連合軍に敗北

   →___________島に流され、21年に死去

 

 

2 ウィーン体制下の欧州 

(※      はイギリス自由主義の動き)

14 ウィーン会議開催

・・・フランス革命、ナポレオン戦争後の国際秩序を再構築するための会議。

    フランス代表________の正統主義

    議長;オーストリア外相(後に外相)___________

cf;“会議はおどる、されど進まず”

 

15 百日天下(.3〜.6)

   __________調印(ウィーン体制成立)

    【内容】

    ________、_______、_______→イギリス領

    ________、南ネーデルランド→オランダ領

    フィンランド→ロシア領

    ロンバルディア、ヴェネツィア→オーストリア領

    ________連邦の結成(←ライン同盟の廃止)

   _____同盟・・・墺、普、露、英

   _____同盟

・・・露皇帝___________が提唱する。イギリス、教皇領、オスマン=トルコを除く全欧州

 

<自由主義運動の拡大>

【目的】 個人の自由・平等、参政権の獲得、所有権の確立

【主体】 資本主義の成長で台頭してきた産業ブルジョワジー

 

17 ___________の運動

・・・ドイツの自由と統一を求めた学生運動

18 _____同盟に格上げ(←フランスの参加)

20 _______立憲革命

   イタリアで___________の反乱

   ・・・自由主義的改革を目的とした秘密結社

 

   ☆10年代〜20年代に__________諸国が独立

   【主体】 ____________(植民地生まれの白人)

   cf;メスチソ、ムラート

   【指導者】 

_____________;コロンビア、ベネズエラ、ボリビア

___________;アルゼンチン、チリ、ペルー

_________;メキシコ

   ←英首相_________による支援

例;22 _____同盟からイギリスが脱退(_____同盟へ)

・・・_________への独立支援とともに________外交と呼ばれる

   ←23 アメリカ大統領の__________

   ・・・アメリカ大陸諸国とヨーロッパ諸国の相互不干渉を提唱

   cf;ブラジルの独立

 

21 ______独立戦争勃発

・・・トルコは_______軍などを使って阻止を目論む

・・・東地中海進出を目指す___、___、___が介入

      西欧で支援運動が活発化

eg;ドラクロワ『シオの虐殺』

eg;バイロンらが義勇軍として参加

 

22 _____同盟からイギリスが脱退(_____同盟へ)

24 フランスで________即位

・・・反動政治推進  ☆ アルジェリア出兵

 

25 ロシアで__________の乱(__________の即位に際して)

・・・自由主義的青年将校による憲法制定や農奴制・ツァーリズム開始を訴える反乱。

28 イギリスで審査法廃止

・・・カトリック教徒以外の非国教徒の公職就任が可能

 

29 ____________条約で________が独立

   ・・・さらに、ロシアに黒海北岸を割譲

   →翌年のロンドン会議にて承認される。

   

_________法廃止

・・・イギリスで_________(アイルランドの民族活動家)の活躍。________の公職就任が可能に。

 

30 フランスで_____革命始まる

   【発端】 _____勅令

   ・・・議会の解散、選挙権の制限

   【推移・結果】

   労働者らがブルジョワジーの支援によって市街戦を展開し、勝利する。_________は退位して、__________________が即位し、_______王政が成立する。→銀行家の天下へ、フランス産業革命の本格化

   

【_____革命の影響】 欧州全土で騒動発生

      ________独立

      _________での蜂起→失敗

      ドイツで騒乱。ザクセンなどで憲法成立。

      イタリアで__________が蜂起。鎮圧される。

● 32 _________法改正(________党グレー内閣による)

   ・・・__________の廃止、産業資本家が選挙権獲得

【背景】 ______革命

● 34 __________同盟の結成

 

37 ________の採択 ←__________運動

・・・都市労働者の普通選挙を主張

 

 

39 マンチェスターのゴブデンを中心とする____________同盟

46 _________で民族運動

   _______党による_____法(外国産に高関税)廃止

   ・・・_________、_________らの________同盟の運動

 

48 “諸国民の春”

<フランス>

   キゾー首相による反動的改革

   →キゾー失脚→国王の市民弾圧

   →______革命により_________政が樹立

     ☆重要閣僚;__________

   →______総選挙(普通選挙)により社会主義勢力大敗北

→________廃止

   →______暴動が起きるも政府によって鎮圧される。

   →12. ___________が大統領に選出される。

   <イギリス>

_____________運動高揚

   <オーストリア>

_________で暴動

   →__________亡命(ウィーン体制崩壊)

   ___________、一時独立宣言(_________による)

   ___________で民族運動

<プロイセン>

_________で暴動

   ドイツで_________国民会議

   ・・・ドイツ統一と憲法制定

   ●大ドイツ主義と小ドイツ主義の対立

   <ロシア>

   パラツキーによる__________会議

   <イタリア>

民族運動

__________王国による統一運動

・・・ともにオーストリアに鎮圧される

________共和国が一時的成立

 

 

 

3 イギリスの動向

<ハノーヴァー朝ヴィクトリア時代>

 

40 清との________戦争(〜42)

46 穀物法廃止

49 イギリスで_______法廃止→自由貿易体制確立

51 ロンドン万国博覧会

53 __________戦争(〜56)

   ・・・仏とともにトルコを助けて_______と戦い南下を阻止する。

56 清との________戦争(〜60)

57 インドで_______の乱(〜58)

   →東インド会社解散、本国による直接統治

67 _____党_______内閣による第2回選挙法改正

   ・・・__________が選挙権獲得

   ________連邦の成立

    自治領

1.________

2.オーストラリア

3.ニュージーランド

4.南アフリカ

 

<グラッドストン(自由党)とディズレーリ(保守党)の時代>

グラッドストン/内政重視

ディズレーリ/帝国主義的外交

 

70 普通教育法(第一次グラッドストン内閣)

   →国民教育の普及

71 労働組合法(第一次グラッドストン内閣)

   ・・・労働組合の合法化

    アイルランド自治法案

 

75 財政難となったエジプト政府から__________株の購入(ディズレーリ内閣)

   →エジプトへの干渉を開始

77 ________帝国成立(ディズレーリ内閣)

・・・皇帝はヴィクトリア女王が兼任

78 ________会議(ディズレーリ内閣)

・・・_______の南下を阻止

 

82 _________を占領(第二次グラッドストン内閣)

84 第3回選挙法改正(第二次グラッドストン内閣)

   ・・・選挙権が______労働者、______労働者にも拡大

   ________協会成立

   ・・・ウェッブ夫妻、バーナード=ショーらによる漸進的な社会主義団体

 

 

 

4 フランス第二帝政と第三共和制

 

51 ルイ=ナポレオン大統領によるクーデタ

52 国民投票により帝政を宣言し、_________として即位

第二帝政の成立

      フランス資本主義の確立(産業革命推進)

      ボナパルティズム(行政・軍事・外交の全権集中)

        対労働者;貧困の断絶、皇帝社会主義

        対農民;秩序と栄光

        資本家;産業革命

      積極的な対外進出

53 ロシアとの_________戦争(〜56)

   ・・・ロシアがエルサレムの聖地管理権を要求しトルコに宣戦。

・・・ロシアの南下を阻止するため、イギリス・フランスが参戦する。

→パリ講和条約

56 ________戦争でイギリスと共同で清と戦う(〜60)

   ・・・宣教師殺害事件を口実に参戦

   →北京条約

58 __________出兵(〜67)

   ・・・一定の成果を収める。

  1.サイゴンを占領し(______戦争)

→コーチシナ東部を領有(_______条約)

  2.カンボジアを保護国化

  3.コーチシナ西部を領有

 

59 ________統一戦争に_________王国側に参戦

   ←プロンビエールの密約

   →_________、_________を獲得

61 ________出兵(〜67)

   ・・・アメリカ南北戦争の隙に出兵し、共和政府を倒してオーストリア皇帝の弟のマクシミリアンを皇帝に立てる。しかし、ゲリラの攻撃や疫病によりフランス軍は壊滅する。

   →失敗、人気の低下。

70 _______戦争で捕虜となり退位

   →第三共和政開始

71 ____________の成立

   ・・・世界最初の社会主義労働者政権

   【特徴】 直接民主制、官僚制度、労働基本権

   ⇔_________らの臨時政府と交戦

   →____________崩壊

75 第三共和政憲法成立

81 チュニジアを保護国化

83 ベトナムの保護国化(_____条約)

   →_______戦争勃発

   →_______条約で勝利

87 仏領インドシナ連邦成立

   ブーランジェ事件(〜89)

   ・・・軍部独裁のクーデタ未遂事件

91 _______同盟成立

94 _________事件

・・・ユダヤ系の軍人が冤罪で逮捕・無期流刑となる。

   cf;ゾラ『私は弾劾する』

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