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2005.10.21.(TUE)

Aiichiro Kohno

 

今日の要点 No.25 『世界恐慌と第二次世界大戦』

 

 

1 世界恐慌

 

a)アメリカ発

 

29.10 アメリカの_________街で株価暴落

      →___________の始まり

 【背景】 __________

   生産の合理化によって“20年代”の高度成長をもたらし、大衆消費社会に至ったが、それに対して、農業不況など購買力の伸びが少ない事態が生じる。そんな中、投機的投資で株価は高騰(バブル)したが、消費の低落を懸念して、売りが進み、下落→暴落となった。

 【対策】 _________大統領(______党)

  ・・・自由放任型経済政策、夜警国家・小さな政府

      生産調整、価格や賃金の維持

      国際経済協力(賠償問題などに対し)

29 _________案(恐慌前)

31 _____________・・・支払猶予

32 __________会議

・・・賠償額の更なる減額と支払猶予

33 ロンドン世界経済会議

 ⇒効力乏しい

 ↓

 ドイツ(アメリカ資本を導入していた)→フランス→・・・・・と世界不況へ発展

   cf;オーストリア中央銀行破産(→金融恐慌発生)

 

    ___________政策

 

33 _______________大統領が就任<______党>

 

【経済政策】 ~福祉国家・大きな政府~

      赤字予算で________を増加

・・・有効需要の創出(失業対策)

  eg;

    _________法(AAA) 

・・・補助金を与えて減作を推進し、価格を安定させる。

    ___________法(NIRA)

・・・生産調整、協力体制(対企業)

    _______法(全国労働関係法)

→労働関係法(団結権、団体交渉権)

    _______(テネシー河開発公社)

・・・公共事業の一環。農業用水、水力発電に利用するダムの建設。

cf;労働運動

AFL(アメリカ労働総同盟)・・・熟練工による労働組織

    +CIO(産業別組織会議)

  ・・・鉄鋼・自動車産業の労働者の組織化

 

【外交政策】

      _______外交

・・・対中南米に対して。_______ブロックの建設。

      中国では_________政権を支援

      33年に、_______を承認

      中立法

 

b)イギリスの________経済化

 

29 __________内閣成立<_______党>(恐慌発生後)

・・・__________の削減

→首相は与党を除名される。

31 _____________内閣

・・・____________の停止(___________銀行)

   ____________憲章を制定

   ・・・イギリス連邦加盟国に対して王冠への忠誠を誓わせる

 

32 連邦経済会議(オタワ連邦会議)

・・・連携を図らんとする。

→特恵関税を規定=_______経済(_____________)化

・・・他の________の国を排除

 

    広大な植民地を持つ英仏はそのまま_______経済を作ることができたが、持たざる国である日独伊は侵略によって形成しようとした。

 

cf;37 アイルランド自由国が___________へと解消

・・・連邦脱退

 

    その他のブロック経済

    _________ブロック・・・仏、ベルギー、オランダ、イタリア

    _________ブロック・・・独、墺、東欧など(ヒトラー政権による)

 

cf;ソ連など社会主義政権では恐慌の影響受けず

 

 

2 ファシズムの成長と動向

 

a)ドイツ

 

①ミュンヘン一揆まで

 

18 第一次世界大戦終結

19 ___________条約 ワイマール憲法成立

    →海外領土を全て喪失し、軍備を大幅に制限され、莫大な賠償金を請求される

    →極度のインフレ、極左・極右勢力の攻撃によって政情不安定

   ヒトラーがドイツ労働者党に入党

    →反ブルジョワ主義・反ユダヤ・国粋主義などの25か条綱領を作成

20 ___________党(ナチス)に改称

21 ヒトラー、党首に就任

突撃隊(SA)創設

23.1 フランス・ベルギーによるルール占領→破局的インフレ

    →ナショナリズムと対外強硬運動が結びつき、反ヴェルサイユの風潮

    →ナチス、SAによる____________・・・ルーデンドルフ参加

    →失敗し、ヒトラーは、投獄され、ナチスは解散を余儀なくされる

    →ヒトラー大衆政党への変質の必要性を悟り、合法路線へ転換

 

②合法路線下での小康期

 

23.11 レンテンマルク発行

24 __________案

25 __________条約

_________、大統領に就任

   ヒトラー、釈放され、党再建 親衛隊(SS)創設(長官;ヒムラー、29~)

26 国際連盟加盟

 

③大恐慌とナチス政権獲得

 

29 世界恐慌開始 

30.1 _______案調印

・・・賠償金額は制限するが賠償義務年限を延長。国民の政府への反発が拡大する。

30.9 ナチスの反_______案闘争により、総選挙で大量進出(第2党)

 

【ナチスへの支持(議席)拡大の背景】

①ナチスの政策による中間層の支持

*資本主義批判、ヴェルサイユ体制破棄、対外膨張、秩序修正、マルクス主義(社会主義、産業の国有化)、福祉政策の推進、ユダヤ人排斥、

→大恐慌以後に没落した中間層の支持を得る

②敗戦の理由を一部のユダヤ人への裏切りに求める保守層

③ドイツ全体において戦争責任への自覚も希薄

④左派勢力である社会民主党と共産党の反ナチス連合が成立しなかったこと

⑤SS・SAを中心とする大衆動員と暴力運動

⑥ゲッベルスが演出する巧みな選挙戦術

・・・理性ではなく感情や視覚的イメージに訴える

(例)莫大な量のビラ・ポスター、ネガティブ・キャンペーン、政見放送(ラジオ)、SAの行進による宣伝

 

31.5 オーストリア中央銀行が破産し、金融恐慌が起きる

31.7 金融恐慌がドイツに到達 

 

32.7 総選挙でナチス第1党となる

32.11 ナチスの議席減 共産党の躍進

    →共産党の台頭を嫌う資本家がナチス支持を決意

33.1 ヒトラー、ヒンデンブルク大統領に_______に任命され、ナチス政権成立

    →直ちに下院を解散し総選挙

33.2 ____________事件

    ・・・共産党の弾圧に利用

33.3 総選挙勝利

    →___________法(授権法)成立

    ・・・国会・大統領などの承認なしに、政府が立法権を行使できることを定めたもの

cf;国家人民党

33.7 ナチス一党独裁完成 

・・・他の政党を禁止。以後、党と政府の同一化が進む

 

<参考 ナチスと共産党の議席数の割合の変化>

 

 

④戦争まで

 

33.12 国際連盟脱退

    →ヴェルサイユ条約を破棄し、__________宣言

34.8 ヒンデンブルク大統領死去 ヒトラー、大統領を兼ね、______となる

    →“第三帝国”成立

 

35 ___________併合

    →仏伊、対独ステレーザ戦線

再軍備宣言 義務兵役復活

  →英独海軍協定<宥和外交>

     →仏ソ相互援助条約

   ___________法

    →_________を迫害

     eg;強制収容所/アウシュビッツ

36 四ヵ年計画

   ・・・アウトバーン、国内生産の奨励 → 失業率減少

__________条約を破棄 ラインラント進駐

   ______________枢軸の成立

    ←独伊両国の国際的孤立

   _________内乱が開始され、イタリアとともに反乱軍を支援

 

    人民戦線政権

・・・反ファシズム人民統一戦線

【背景】 ____________の活動方針

・・・各国共産党は他のファシズム反対の民主主義政党と結集してファシズムに抵抗

35 仏;_______人民戦線内閣→38年崩壊

  【政策】

  週40時間労働、有給休暇制、団体協約

36 西;_______人民戦線内閣→内乱

 37 中;第二次国共合作

 

<_________内乱>

 

31 世界恐慌によりスペイン革命発生。共和制へ。

36.1 人民戦線内閣成立

  ・・・土地改革や協会の特権剥奪を開始

36.7 内乱開始

  ・・・軍部・地主・教会が支援して軍人__________がモロッコで挙兵

 

独、伊 → _________軍支援

英、仏 → _________政策

ソ、コミンテルン → __________軍支援

 ・・・本気ではない(共産党以外の勢力を弾圧)

 cf;国際義勇軍

  ・・・ヘミングウェー(米)、オーウェル(英)

39.3 _________側の敗戦で終結

→_________はファランヘ党によるファシズム政権を開始(~1975)

 

cf;サラザール

 

37 ____________協定

   ・・・反共・反ソを表明することで資本主義諸国の歓心を得ようとする。

38 ____________併合

   __________会談により__________地方獲得

    ←英仏の________政策

   【参加者】

      (英) ___________<保守党>

      (仏) ___________

      (独) _________  (伊) __________

 

39 _____________解体

   __________を併合し、__________を保護国とする

   __________条約

    →___________侵攻(第2次世界大戦勃発)

 

b)イタリア

 

19 勝戦国にもかかわらず、ヴェルサイユ条約で「未回収のイタリア」を回復できず

     ムッソリーニ、「戦闘者ファッショ」を結成 _________を占領

20 北イタリアでストライキ多発←ロシア革命の影響

   →ファシズム成長

21 イタリア共産党成立

 

 

   ________党成立

・・・中産階級に支持され、社会主義勢力の伸張を恐れる資本家・地主・軍人の支援と社会安定を実現する権力の出現を期待する空気を受けて党勢を拡大

22 __________

   →ムッソリーニ、国王から組閣命令を受けて、________党政権誕生

24 ファシスト党、総選挙で第1党に躍進 

   _________併合

26 _________党一党独裁完成

   ・・・他の政党を解散  

27 ___________を保護国化

28 ファシズム大評議会が最高機関(ファシスト党が、正式に国家の一機関となる)

29 _________条約

・・・教皇庁と和解し、__________成立を認める

35 _____________(皇帝;ハイレ=セラシエ)侵入

   →翌年、併合→国際連盟脱退

36 ____________枢軸

 

<ナチス・ドイツとファシスト党イタリアの比較>

 

◎共通点

①対外膨張の動き

【背景】 ドイツはヴェルサイユ条約により全ての海外領土を失い、イタリアは後発帝国主義国として植民地の獲得に遅れていた。

②過去に市民革命が失敗に終わり、民主政治の伝統が根付いていない。

③共産主義の拡張に対し、中間層、保守層(資本家・軍部)がファシズムを支えた

 

      相違点

①ドイツが政権獲得から2年以内に独裁体制を固めたのに対して、イタリアでは数年もかかった。

②ドイツではヒトラーが総統として国家の最高位に君臨できたが、イタリアでは独裁体制完成後も強権を有する国王が存在した。

 

3 日本の対中侵略

 

31 中華ソビエト共和国瑞金政府

________事件

   →__________勃発

      国際連盟から__________を    派遣され調査 →日本、連盟脱退(33年)

34 瑞金が陥落し、中共は______を開始

   eg;遵義会議

   ・・・毛沢東派の実権獲得とゲリラ戦術採用

35 中共、_______政府を設立

   →________宣言

   ・・・日本の侵略に対し、民族統一戦線

   幣制改革

   ・・・蒋介石独裁を強化

36 それに呼応し、国民党軍の_______が________事件を起こす

・・・蒋介石は監禁され、中共の________と会談し和解

【背景】 ___________の人民戦線戦術

37 ________事件

   →__________勃発

   →__________の成立

   ・・・紅軍(中共の軍隊)は八路軍・新四軍として国民党の指揮下に組み込まれる。

   日本、快進撃を続け、______占領

   →国民政府は________に遷都

40 日本、________を使って南京国民政府を樹立

   ・・・日本による傀儡政権

   cf;援蒋ルート

 

 

4 第二次世界大戦 

 

 

(欧州戦線) ~ドイツの生存権拡大~

 

39.3 ポーランドへダンチヒ割譲要求

   8 独ソ不可侵条約

9.1                         ポーランド侵攻(ソ連も参加) → 解体

→英仏、宣戦布告

cf;ソ連によるカチンの森虐殺事件

cf;20 フィンランド=ソ連戦争 カーゾン線

cf;独による電撃作戦

   冬 ソ連、フィンランド侵攻 → 国際連盟を除名される

   ↓

  “奇妙な戦争”・・・対戦国が直接交戦しない

   ↓

40.4 独、デンマーク・ノルウェーを占領

   5 中立国であるベルギー・オランダを占領

   6 フランス侵攻

     →快進撃を続け、パリ占領

    ペタン政権成立 ⇔ ド=ゴール亡命政権(自由フランス)

    レジスタンス抵抗運動

 

    チャーチル内閣<保守党→挙国一致内閣>(英) 上陸阻止

・・・独によるロンドン空襲に耐える

40.9 日独伊三国軍事同盟

   独、バルカンへ進出 → 独ソの対立

41.6 独ソ開戦

     →独、電撃作戦により快進撃、モスクワに迫るが冬将軍により後退

41.8 大西洋憲章(米・ルーズベルト、英・チャーチル)

cf;F=ルーズベルト 「4つの自由」

41.12 太平洋戦争開始により、米国参戦

42.8 スターリングラードの戦い開始

43 連合国、カサブランカ会談(英、米)

   ・・・イタリア上陸について討議

43.2 スターリングラードの戦い敗北 → 以後、後退を続ける

       *クルスクの戦いでソ連軍圧勝。以後、ドイツ方面へ侵攻開始

  .9 連合軍、シチリア島上陸

     →ムッソリーニ政権崩壊

     →バドリオ政権が無条件降伏

  .11 カイロ会談(米・英・中)

      ・・・対日問題討議(無条件降伏を求めることを決定) 中国は蒋介石が参加

      テヘラン会談(米・英・ソ)

      ・・・ソ連が米英に第二戦線形成を要求

44.6 ノルマンディー上陸(米・英・自由フランス)

     ・・・第二戦線形成。

  .8 パリ解放(自力解放←レジスタンスによる)

     ダンバートン=オークス会議

     ・・・連合国が国際連合設立を討議

    ワルシャワ

    大戦中の抵抗

 ユーゴ;パルチザン(ティト)

 仏・伊;レジスタンス

    ワルシャワ蜂起

 <抗日組織>

朝鮮;朝鮮人民革命軍(金日成)

 ベトナム;ベトナム独立同盟(ホー=チ=ミン) など

       

45.2 ヤルタ会談

・・・ソ連対日参戦を決定

(米)F=ルーズベルト

(英)チャーチル

(ソ)スターリン

 

  .5 ドイツ降伏

・・・ソ連軍がベルリンを陥落

  .7 ポツダム会談

・・・対独処理、日本へのポツダム宣言(無条件降伏勧告)

(米)トルーマン

(英)チャーチル<保守党>→アトリー<労働党>

   ◎アトリーの政策

    ・福祉国家論 『ゆりかごから墓場まで』

(ソ)スターリン

 

(太平洋戦争) ~日本の資源確保→大東亜共栄圏~

 

39.5 満州・モンゴル国境でノモンハン事件

    ・・・日本の関東軍(中国東北部進駐軍)とソ連軍が交戦

    →日本の大敗北→日本、北進はあきらめ、南進へ

40.9 フランス・ペタン政権の許可をとって北部仏印(仏領インドシナ)に進駐

41.4 日ソ中立条約

41.7 南部仏印に進出→米を刺激

     →石油禁輸・ABCDライン(経済制裁)

               ・・・アメリカ、イギリス、中国、オランダ

41.12 真珠湾奇襲→太平洋戦争開始

      ・・・東南アジアを進撃、マレー半島(英)、インドネシア(蘭)、フィリピン(米)を占領

42.6 ミッドウェー海戦で米に敗北(以後、後退が続く)

43.1 ガダルカナルの戦いで日本敗北

44.7 米、サイパン島占領

→以後、空襲が日常化する。

45.4 沖縄上陸

45.8 広島(6日)長崎(9日)に原爆投下

     ソ連対日参戦(8日)   日本降伏(15日)

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