⇒穴埋めの解答の一部(明のみ)は

2005.06.21.(TUE)

Aiichiro Kohno

今日の要点 No.8 『元・明』

 

1 宋代の文化・社会

 

a)文化

特色

●民族(漢民族)的 ●士大夫と庶民の文化

歴史

司馬光

『資治通鑑』 <編年体>

美術

[院体画]

徽宗が代表的、北宋画

[文人画]

南宋画。

工芸

青磁、白磁 景徳鎮などで生産

文学

欧陽脩、蘇軾、王安石

宋詞が発展 

宗教

[仏教]

禅宗(士大夫)、浄土宗(庶民)

[全真教]

王重陽が儒・仏・道教を融合(金で発展)

科学

活字印刷、火薬、羅針盤

 

b)儒教

時代

人物

主著・内容

漢・唐

鄭玄

訓詁学の確立

孔穎達

「五経正義」

●五経重視 ●文字解釈重要 ●清の考証学へ

宋〜

周敦頤

「太極図説」

朱熹

「四書集注」 性即理、格物致知  朱子学を大成

陸九淵

心即理、唯心論 → 陽明学

●四書重視

 

c)その他社会

@江南の発展 → 資料へ

Aお茶の流行

 

 

 

2 モンゴル帝国の発生

 

a)初代;__________(テムジン)

@    モンゴル諸部族を統一。部族長会議である______で_________の称号を獲得(1206)

A    ______(トルコ系)→_______朝(トルコ系)→_____の順に征服

 

b)2代;__________

@    ___を征服(1234

A    _________に遷都

B    甥の_____にヨーロッパ遠征を行わせる → ___________の戦い

→征服地を___________国とする

 

c)4代;__________

@    弟の_____に_________朝征服を行わせる。

→征服地を___________国とする

cf;他に___________国、___________国

A    _____を服属させる。

 

3 元 (1271〜1368)

 

a)___________(世祖) (1260〜1294)

@    モンゴル帝国の首都を中都へ移転

A    即位に反対する_______が反乱を開始

B    モンゴル帝国東部を“元”とする(1271)

C    中都を_____に改称

D    日本へ遠征(____の役)

E    _____の戦いで南宋滅亡(1279)

F    日本へ再遠征(____の役)

G    ビルマの_____朝を征服、ベトナム(___朝、_______)遠征失敗

H    ジャワ遠征失敗

 

 

 

 

b)支配体制

◎__________主義

1.モンゴル人・・・主要役職独占

2._____人・・・西アジア系諸民族、財務担当

3.____人・・・金の下にいた漢民族(1000万人)

4.____人・・・南宋の下にいた漢民族(6000万人)

☆1313年まで科挙は実施されなかった。

 

c)経済

◎_____の発行

cf;紙幣/金・・・_____、北宋・・・_____、南宋・・・_____

→元末に乱発してインフレ発生

 

d)文化

特色

● モンゴル人第一主義 = 漢民族文化(中国文化)軽視

→公用語はモンゴル語 パスパ文字を使用

● 儒学は不振  ● 東西文化の交流

宗教

 ラマ教(チベット仏教)を保護

科学

 授時暦・・・郭守敬がイスラム天文学を参考に考案

文学

 元曲・・・歌としぐさとせりふの歌劇  eg;「西廂記」、「琵琶記」

 口語小説の発展・・・「水滸伝」の原型

 

e)東西交流

◎駅伝制(________)の整備

人物

出身国

 

 プラノ=カルピニ

 教皇インノケンティウス4世の使節。カラコルム到着。

 ルブルック

 仏王ルイ9世の使者。フランチェスコ派修道士。

 モンケ=ハンに謁見

 モンテ=コルヴィノ

 教皇の命令で大都へ。布教活動を行う。

 マルコ=ポーロ

 ヴェネチア出身。フビライに仕える。「世界の記述」

 cf;帰国後、ジェノバとの戦いに敗れる。

 イブン=バットゥータ

モロッコ

 世界各地を経て元末の大都に至る。「三大陸周遊記」

 

 

 

d)崩壊

@    国内混乱

1. 帝室の内紛 2.ラマ教保護による財政悪化 3.それに伴う交鈔乱発→インフレ

A    ____の乱・・・_____教徒中心

B    反乱の幹部である______が_____を占領。これを都として___を建国。

 

4 明 (1368〜1644)

 

a)太祖_____帝(朱元璋)

@    都;_____

A    大都を制圧 → 元は北元となる。

B    政治制度の整備=_______体制の樹立

C    ・・宰相と____省を廃止。六部を皇帝直属とする。

D    軍事制度;______制

E    地方制度;______制

cf;

●_________・・・戸籍簿、租税台帳

●_________・・・土地台帳

F    明律・明令の制定

 

b)成祖_____帝

@    ______で______帝を廃し、帝位に就く。

A    _____に南海遠征を命ずる(1405)

・・・南海諸国に朝貢貿易を促すことが目的。一部はメッカや南アフリカのマリンディに到達。

cf;_____は宦官でイスラム教徒。

※西欧の大航海時代よりも早い

B    対外遠征

1.モンゴル(_____・________)

2.ベトナム(→後に___朝が独立)

C    _____に遷都

D    _________を設置

 

 

 

 

c)明の衰亡

☆内憂(______の乱)・外患(______)

 

@   北慮

1.______の変(1449

・・・________が率いる________が明に進入。英宗_____帝が迎え撃つが捕虜にされる。

2.______の変(1550

・________が率いる________が明に進入。北京を包囲。

・その後、________はチベットに侵入し、____教の保護者となり、これをモンゴルに伝来させる。

 

A   南倭(____)

[前期]14C中心・・・略奪行為中心

[後期]16C中心・・・密貿易など ← 朝貢貿易以外禁ずる明の海禁策

 

B   神宗_____帝

1.______の改革

・・・_______法(土地税と人頭税を一括して銀納)を導入

[背景] ____銀や______銀の流入による銀流通量の増大

2.宦官を重用

3._____派と非_______派による抗争激化

4.豊臣秀吉による____・____の倭乱(文禄・慶長の役)の発生

5.____族(ツングース系)の_____が挙兵、____を建国

 

C   毅宗_____帝

1.________が後金を___と改称

2.______の乱が勃発

3.呉三桂将軍の清討伐中に______により北京陥落(1644)

・・・呉三桂は清に降り、清の____帝を伴って北京入場。

 

 

 

 

 

d)明の文化

特色

 ●国家的編纂事業 ●実践を重んじる陽明学 ●庶民文化

編纂

「四書大全」

 朱熹の「四書集注」を元に。永楽帝の命令により編纂。

「五経大全」

 孔穎達の「五経正義」を元に。永楽帝の命令により編纂。

「永楽大典」

 古今の図書を収集・分類永楽帝の命令により編纂。

儒学

王陽明

 南宋の陸九淵を継承。知行合一。心即理。実践を重視。

李贄

 陽明学左派。

実学

「本草綱目」

李時珍

 薬物本

「農政全書」

徐光啓

 総合農業書。著者は宰相。

「天工開物」

宋応星

 産業技術を纏める。

文学

「西遊記」

 玄奘の空想小説。

「金瓶梅」

 腐敗した社会の実情を描く。

「水滸伝」

 北宋末の梁山泊について。

「三国志演義」

 三国時代の歴史物語。

 

e)宣教師の活動

@________(伊)・・・「幾何原本」や「坤輿万国全図」

A________(独)・・・大砲鋳造

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