2005.08.17.(WED)

Aiichiro Kohno

特殊チェックリスト　Ｎｏ．６　『近代ヨーロッパ�@（〜１７６３）』

 

《目次》

 

１　政治史

ａ）　宗教改革

ｂ）　絶対主義概論

ｃ）　イギリス絶対主義

ｄ）　フランス絶対主義

ｅ）　イギリス諸革命

ｆ）　ドイツ絶対主義

ｇ）　ロシア絶対主義

 

２　経済史

ａ）　大航海時代＜スペイン・ポルトガル＞

　　＊　古アメリカ文明

ｂ）　植民地戦争

 

３　文化史

ａ）　ルネサンス

ｂ）　絶対主義時代の文化

 

 

《年表》

 

１４５３　百年戦争終了　　コンスタンティノープル陥落

１４８５　テューダ朝成立

１４９２　グラナダ陥落　　コロンブス、サン＝サルバドル島到達

１５１７　ルター「９５ヶ条の論題」　マムルーク朝滅亡　

１５３８　プレヴェザの戦い

１５５５　アウグスブルクの宗教和議

１５７１　レパントの戦い

１５８８　アルマダ海戦

１５８９　ブルボン朝成立

１６０３　ステュアート朝成立

１６２０　メイフラワー号事件　→　ニューイングランド植民地建設

１６４２　ピューリタン革命

１６４８　ウェストファリア条約

１６４９　共和政イングランド成立

１６６０　イギリス王政復古

１６８８　名誉革命　　

１６８９　ファルツ継承戦争　　ネルチンスク条約

１６９９　カルロヴィッツ条約

１７０１　ホーエンツォレルン朝成立　　スペイン継承戦争

１７１４　ハノーヴァー朝成立

１７４０　オーストリア継承戦争

１７５６　七年戦争

１７６３　パリ条約

 

 

《概観》

 

１　政治史

 

ａ）　宗教改革

☆　ヴィッテンベルク　　ザクセン選帝侯フリードリヒ　　「キリスト者の自由」

☆　信仰義認説　　ドイツ農民戦争　　シュマルカルデン同盟

 

☆　長老制　　反宗教改革　　シュパイエル帝国議会

 

□　ユグノー　　ゴイセン　　プロテスタント　　ビューリタン

　

□　イグナティウス＝ロヨラ　バスク人

◎　プロテスタントが新興の市民階級に受け入れられたのはなぜか？

 

◎　アウグスブルクの宗教和議とウェストファリア条約の違い

 

□　プロテスタントが急速に広まった要因の一つである技術とは何か？

 

 

ｂ）　絶対主義概論

☆　常備軍　　官僚　　王権神授説　

☆　問屋制手工業　→　マニュファクチュア　重商主義

 

◎　英仏絶対主義体制の違い

 

 

◎　イタリア戦争について

 

◎　スペイン絶対主義が短命であった理由は？

 

□　仏　ｖｓ　墺　の対立構造（〜七年戦争）　　英　ｖｓ　仏　の対立構造

 

ｃ）　イギリス絶対主義

☆　ヘンリー７世　　星室庁　　トマス＝モア処刑　　イギリス国教会　　メアリー１世

☆　首長法　　東インド会社　　

☆　ジョージ１世　「王は君臨すれども統治せず」

□　ドレーク　　ホーキンズ　　メアリー＝ステュアート

◎　第一次囲い込みと第二次囲い込み

 

 

◎　アルマダ海戦でイギリスが勝利した理由とは？

 

　

ｄ）　フランス絶対主義

☆　ナヴァル公アンリー　　ユグノー戦争　　サン＝バルテルミの虐殺　　フランソワ１世

☆　リシュリュー　　コルベール　　ナント勅令　　自然国境説　　フェリペ５世

 

◎　ウェストファリア条約締結の理由

 

◎　三十年戦争でフランスが新教側で参戦した理由

 

□　「ここでひとつトンボ返りをしてみよう」　　カトリーヌ

 

ｅ）　イギリス諸革命

☆　イギリス王室の系図

 

 

☆　王党派　⇔　議会派（長老派、独立派、水平派）

□　王党派と議会派の勢力範囲

☆　ジェントリー　⇔　ヨーマン

☆　ネズビーの戦い

☆　権利請願　　権利章典　　権利章典　

 

□　アイルランド侵略

◎　イギリス革命とフランス革命の違い

 

 

ｆ）　ドイツ絶対主義

☆　ベーメンの新教徒反乱　　勢力均衡　　ヴァレンシュタイン　　グスタフ＝アドルフ

 

☆　フリードリヒ=ヴィルヘルム１世　→　フリードリヒ２世　　ヴォルテール　　外交革命

 

☆　ユンカー　　ブランデンブルク辺境領　　ポツダムの巨人隊　　領邦国家

☆　グーツヘルシャフト　　カール４世　　カール５世　＝　カルロス１世

 

□　「君主は国家第一の下僕」　　「ドイツ帝国の死亡証書」

□　フリードリヒ２世　　エカチェリーナ２世　　ヨーゼフ２世

□　ピョートル２世

 

◎　東欧と西欧の絶対主義の違い　（←啓蒙主義）

◎　なぜ独・墺（・露）は上からの改革をしなくてはならなかったのか？

 

ｇ）　ロシア絶対主義

☆　イヴァン３世　　イェルマーク　　ミハイル＝ロマノフ　　北方戦争　　ニスタット条約

☆　プガチョフの乱　　ラクスマン　　カール１２世

□　非武装中立同盟の提唱はエカチェリーナ２世

□　コシューシコ（ポーランド）　　コシュート（ハンガリー）

□　ステンカ＝ラージンの乱（農民戦争）

◎　ロシア南下の目的は？

□　ヤゲロ朝ポーランド

□　墺は第２回ポーランド分割には不参加

 

 

２　経済史

 

ａ）　大航海時代＜スペイン・ポルトガル＞
☆　エリンケ航海王子　　バルトロメウ＝ディアス　　ヴァスコ＝ダ＝ガマ

☆　カブラル　　アメリゴ＝ベスプッチ　　マゼラン　　バルボア

☆　コロンブス　　トスカネリ先生　　イサベル　　フェルナンド

☆　トルデシリャス条約
□　マヤ、アステカ、インカの各文明の違い



◎　大航海時代の社会的背景

◎　大航海時代の技術的背景

◎　大航海時代により伝えたえられた物・伝えた物

◎　商業革命、価格革命について


□　ポトシ銀山　　フッガー家

ｂ）　植民地戦争
☆　アシエンダ制　　アシエント　　エンコミエンダ制　
☆　アンボイナ戦争　　デュプレクス（仏）→クライヴ（英）　航海法（クロムウェル時）

◎　領土に関してユトレヒト条約の内容

◎　領土に関してパリ条約の内容

□　英仏植民地戦争
ファルツ継承戦争　―　ウィリアム王戦争
スペイン継承戦争　―　アン女王戦争
オーストリア継承戦争　―　ジョージ王戦争
七年戦争　―　フレンチ＝インディアナ戦争、プラッシーの戦い

□　ヴァージニア植民地　　ニューイングランド植民地
□　マラッカ　　モルッカ
□　オランダ独立時の正式国名
◎　オランダの覇権が長く続くことのなかった理由


◎　英仏の北米植民地支配の相違

　
□　アントワープ　→　アムステルダム
□　中継貿易


３　文化史

ａ）　ルネサンス
☆　ロレンツォ　　サボナローラ
【文学】
＜イタリア＞ダンテ「神曲」　　ペトラルカ・人文主義　　ボッカチオ「デカメロン」

＜フランス＞ラブレー「ガルガンチュアとパンクグリュエルの物語」　　

＜スペイン＞セルバンテス「ドンキホーテ」　　

＜イギリス＞チョーサー「カンタベリー物語」　　

シェークスピア「ヴェニスの商人」「ハムレット」
【美術】
＜イタリア＞レオナルド＝ダ＝ヴィンチ「最後の晩餐」「モナ＝リザ」　　

ミケランジェロ「ダヴィデ」「最後の審判」　　

ラファエロ「大公の聖母」　　ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」「春」　　

＜スペイン＞エル＝グレコ・宗教画　　ベラスケス・肖像画　　

＜ネーデルランド＞ブリューゲル・農民画　　＜ドイツ＞デューラー「四使途」
【思想】
＜イタリア＞マキャベリー「君主論」　　＜フランス＞モンテニュー「随想録」　　

＜ネーデルランド＞エラスムス「愚神礼賛」　　

＜イギリス＞トマス＝モア「ユートピア」　　フランシス＝ベーコン
【自然哲学】
＜イタリア＞トスカネリ・地球球体説　　コペルニクス・地動説　　

ガリレオ＝ガリレイ「天文対話」　　

＜ドイツ＞グーテンベルク・活版印刷
◎　ルネサンスの背景
�@古典文化　�A批判精神　�B市民文化　�C異文化　�D保護者　�Eビザンツ帝国の滅亡で亡命してきた人々

◎　ルネサンスの結果
�@技術の向上　�A精神の向上　�B活版印刷、羅針盤、火薬、地動説

ｂ）　絶対主義時代の文化
☆　バロック　→　ロココ
【思想】
☆　イギリス経験論＜帰納法＞　フランシス＝ベーコン
☆　大陸合理論＜演繹法＞　デカルト「方法叙説」　　パスカル「考える葦」
☆　王権神授説　　ボーダン「国家論」
☆　自然法　　グロティウス「海洋自由論」「戦争と平和の法」
☆　社会契約説　　ホッブス「リヴァイヤサン」　　Ｊ・ロック「市民政府二論」
☆　啓蒙思想　　モンテスキュー「法の精神」　　ヴォルテール「哲学書簡」　　Ｊ・Ｊ・ルソー「社会契約論」「エミール」　　
☆重農主義　　ケネー　　テュルゴー　　ネッケル
☆古典派経済学　　アダム＝スミス「諸国民の富」
【自然科学】
☆ハーヴェー　　血液の循環
☆ボイル　　ボイルの法則
☆ニュートン　　万有引力の発見「プリンキピア」微積分法の発見
☆フランクリン　　避雷針　　駐仏大使
☆リンネ　　植物の分類
☆ラヴォワジエ　　質量保存の法則　　フランス革命で処刑
☆ヴォルタ　　電池を発明
☆ジェンナー　　種痘法を開発
【芸術】
☆＜バロック式＞エル＝グレコ（西）　　ベラスケス（西）　　ルーベンス（蘭、官能的）　　レンブラント（蘭）「夜警」　　＜ロココ式＞ワトー（仏）
☆＜バロック音楽＞バッハ　　ヘンデル　　＜古典派音楽＞ハイドン　　モーツァルト
☆＜フランス古典主義＞コルネイユ（悲劇）　　モリエール（喜劇）　　ラシーヌ　　＜ピューリタン文学＞ミルトン「失楽園」　　＜風刺文学＞デフォー「ロビンソン＝クルーソ」　　スウィフト「ガリヴァー旅行記」　　

□　サロン
□　百科全書派　　ディドロ　　ダランベール
☆　サンスーシ宮殿　　ロココ式

 

◎　自然科学の飛躍的発展の背景
１．合理的方法の導入
２．科学アカデミーによる国家的推進　ｅｇ；イギリス王立協会