2005.08.17.(WED)

Aiichiro Kohno

特殊チェックリスト No.9 『フランス革命とナポレオン』

 

1 フランス革命

1788       司法改革強行(啓蒙専制主義的)
1789. 5    _____召集
           →貴族と第三身分との衝突
           →第三身分主導で______を結成し(_________)
            ・・・ミラボー、ラファイエット、シエイエスetc...
           →憲法制定作業へ
           ←国王派の弾圧
1789. 7.14 __________(民衆の参加、大革命の開始)
           →全国に波及し、”アンシャン・レジーム”崩壊
      8. 4 封建的特権の廃止 ← 自由主義的貴族とブルジョワ
        26 フランス人権宣言
         
@<政治>
          1.イギリス革命に習い、______制
          2.アメリカ憲法に習い、三権分立制度・地方自治制
         
A<経済>______原理の導入
1791. 6    ヴァレンヌ事件 → 権威の失墜
     10    ______召集(←______憲法)
           ・・・______派(国民会議の主導勢力) 

vs ______派(穏健共和派)
1792. 4    オーストリア・プロイセンに宣戦
           →惨敗
           →国民に危機意識(ナショナリズムの高揚)
           →______派(急進共和派)の台頭
           →_____事件
      9    ______召集=第一共和制の成立
           ・・・______派 vs ______派
           →後者が勝利


1793. 1    国王処刑
           ←第1回_______成立・・・フランスの危機
      6    山岳派(モンタニュー派)公会成立
           →民主的諸改革の断行と___政治
           →革命戦争勝利(ヴァルミーの戦い)
           →山岳派党内の分裂・権力闘争激化
           ・・・_______ 
             vs _______(左)、_______(右)
1794. 7    ________で_________派没落
           ・・・ブルジョワジーの支配が復活し独裁システム崩壊
1795. 8    ______憲法
           ・・・三権分立、二院制、制限選挙
     10    ____政府成立
1796       ハブーフの陰謀
1797.10    カンポフォルミオの和約
           ・・・オーストリア屈服し、第一回対仏大同盟解体
1798. 5    ナポレオンのエジプト遠征、カイロ占領
1799. 3    第二回対仏大同盟(英、__、露、土など)
     11. 9 _______のクーデター
           →ナポレオン、______に就任(___政府)

 

 

      フランス革命の背景

 

@    アンシャン・レジームによる第3身分の不満

A    ルイ14世以降の経済の混乱と危機の到来

B    啓蒙思想の普及とアメリカ独立革命

 

      フランス人権宣言

 

 <影響を与えた人物> J・J・ルソー

 <性格> ブルジョワ的

 <内容> 

@    人間の自由平等        

A    私有財産の不可侵

B    立憲君主制

C    地方自治

D    主権在民

E    言論の自由

 

      国民会議の行ったこと

 

@    1891年憲法(制限選挙・立憲君主制)の制定

A    フランス人権宣言

B    封建的特権の廃止

C    教会財産の没収

D    ギルドの廃止

E    団結禁止法の制定

@    度量衡の統一  など

 

      国民会議の下での封建的特権の廃止について

 

【有償】 封建的貢租の廃止

【無償】 封建領主権、十分の一税の廃止

 

      1891年憲法の内容

 

@ 制限選挙  A 一院制  B 立憲君主制

 

      1895年憲法の内容

 

@ 制限選挙  A 二院制  B 五人総裁

 

      ジャコバン派が行った民主的改革

 

@    封建的の無償廃止

A    革命暦の制定

B    最高価格令の発布

C    メートル法の制定

D    黒人奴隷制廃止

E    徴兵制  など

 

 

2 “革命の子”ナポレオン

 

98 エジプト遠征 → 第__回対仏大同盟

99 ブリュメール18日のクーデタ → ____政府樹立

   cf;フランス銀行設立

02 アミアンの和約

   ・・・ライン川西側を獲得

   終身統領に就任

04 ナポレオン法典(フランス民法典)

   第一帝政

   第3回対仏大同盟

   トラファルガーの海戦

05 アウステルリッツの三帝会戦

06 ライン同盟結成

   神聖ローマ帝国解体

イエナの戦い → 大陸封鎖令(ベルリン勅令)

           <結果>_____________________

ティルジット条約

プロイセン改革 (シュタイン、ハルデンベルク)

08 スペイン反乱

12 ロシア遠征 → 失敗

   第4次対仏大同盟

13 ライプチヒの戦い(諸国民戦争) → 敗北

14 エルバ島へ

14 ウィーン会議

15 百日天下 

   ワーテルローの戦い (英;ウェリントン) → 敗北

   セントヘレナ島へ

21 死去

 

 

      ナポレオンの性質を二面から述べよ。

 

@解放者としてヨーロッパ各地に自由主義を普及させたが、A統制者として大陸封鎖令などにより抑圧を行い、国民主義がわきおこる諸国の反発と団結を招いた。

 

      農民の保守性とナポレオン

 

【革命期】

封建的特権の無償廃止亡命貴族の土地没収により、農民は、これ以上の革命を望まなくなり保守化し、革命を阻止する方に回った。

【ナポレオン時代】

 ナポレオンは、農民の財産を保障して信頼を得た。

 

      ナポレオンの内政の内容

 

@フランス銀行  Aナポレオン法典  B商工業の振興  C公教育の導入

 

      フランス民法典の意義

 

@ 私有財産不可侵  A法の下の平等  B 契約の自由 

など革命の成果の強調

 

      フランス革命の最後の段階でナポレオンの軍事独裁が出現したのはなぜか。

 

 @テルミドールの反動後に成立した総裁政府は、国内においてハブーフの陰謀や王党派の暴動による混乱を収めきれずA対外的には革命戦争を継続していった。Bこうした中で、土地を得て保守化した農民C支配の座に就いたブルジョワジーは、D革命の成果の継続E会秩序の安定のため、F軍隊による強力な指導を期待した。

 

      ティルジッド条約でのプロイセンの負担

 

@ 領土割譲  A 兵力大幅削減  B 賠償金

 

      ベルリン勅令の意図

・・・イギリス経済の破綻とフランス中心産業を受けて発展する。

 

      プロイセンの改革について 

 

☆ シュタイン → ハルデンベルク

「上からの改革」

@    農奴解放;グーツヘルシャフト → ユンカー

A    軍制改革;国民軍へ(徴兵制)

B    都市の自治

C    営業の自由

D    教育改革

 

      大陸諸国が大陸封鎖令で苦しんだ理由

 

 主要輸出品の穀物をイギリスに輸出できなくなり、また、イギリスの逆封鎖によってその中立国や植民地への輸出や取引もできなくなったから。

 

      ハイチ共和国成立について

 

 ナポレオンは、イギリスに対抗するため、植民地経営を再開し、植民地奴隷制を復活させる。すると、砂糖のプランテーションのサン=ドマンダの黒人奴隷反乱が勃発し、トゥーサン=ルーヴェルデューレを指導者として独立闘争が進行し、ハイチ共和国が成立する。

 

      イベリア征服の影響を述べよ

 

 ラテンアメリカの植民地にとって事実上の本国支配が弱体化したような状態をもたらし、独立を目指す機運を著しく高めた。

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